恋の難破船

2016年10月19日
 知多半島南部のローカル媒体の取材(バスとは別)で久しぶりに内海の千鳥ヶ浜海岸をウロウロしていたら、海水浴場の北端に打ち上げられた船を発見。

161017-1.jpg

 何かと思えば、海水浴場の監視塔なのでした。昭和の凝ったコンクリート建造物で「吹越丸」という船名まで付けられております。吹越は内海の中の集落名です。

161017-2.jpg

 反対側に回るとトイレだった。丸い船窓が洗面所の明り取りになっております。

161017-3.jpg

 内海海水浴場にはもうひとつ、インパクトのあるコンクリート建造物があります。その名も「内海観光センター」。二階部分の吹き抜けになっており、柱と手すりの味わいがまたなんとも言えぬ昭和な味わい。さすがに今も海水浴の拠点として活用されていることはないと思うが…。
 南知多にはほかにも、内海東端の展望台(→●□)や旧師崎展望台(→●□)など味わい深いコンクリート建造物があり、これだけでローカル媒体用の一特集ができんものかと、誰からも共感を得られなさそうな企画を考えたりしています。
(まさ)
スポンサーサイト
知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)

窓に広がるシブい海よ

2016年10月13日
 あと一回、ローカル媒体の「知多半島南部一周バスの旅」ネタ。押さえておきたい車窓風景を。

161013-1.jpg

 知多バス師崎線は、愛知県らしくない風景が楽しめる海田川バス停付近がハイライト。地形図に記載があるのに岬らしさがまったくない「海田鼻」(→●□)のあたりです。

161013-2.jpg

 海の見える区間が多くて楽しい南知多町海っ子バス。写真をクリックするとわかりますが、バスの窓に落書きがあります。これは、師崎を題材にした「羽豆岬」を歌っているSKE48のメンバーが書いたサインとメッセージで、役場の担当部署に事前取材したところ、これを目当てに乗りに来る人もいるそうな。へぇ~。
 と思っていたら、この日師崎から乗った乗客5人は全員がファンらしき人たちだった!そしてその5人とも、スマホで撮影してSNSに投稿していた。わたくし、SKEにもアイドル全般にも興味はないのだが、自分だけ一眼レフを持って仕事用にシャッター切りまくっていたので、もっとも熱烈なファンに見えただろう…。

161013-3.jpg

 河和、布土エリアを走る美浜町巡回ミニバス東部線。折り返し地点の梅の木バス停は、ギリギリ武豊町の手前。散漫な風景も、バス停と町境標識があるだけでグッと締まるのである(個人の感想)。

161013-4.jpg

 美浜のバスはこのワゴン車です。旅館の送迎バスみたいですが、布土の狭い道にぐいぐい入り込んで行ったりしてなかなか楽しかった。
 左に見えるのは河和口のアイドル「花ちゃん娘かっぱ」。父(→●□)と母(→●□)は数年前にお色直ししたのにこの子だけ取り残されてて不憫だったのだが、今年の春に布土小児童の手で“エステ”されたそうで、よかったよかった。
(まさ)
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)

名鉄唯一の秘境駅

2016年10月12日
 前回の続き。
 ローカル媒体の「知多半島南部一周バスの旅」企画の途上で、上野間駅で知多バス常滑南部線から美浜町巡回ミニバス西部線に乗り継ぐ際、待ち時間が50分くらいあってヒマだったので名鉄知多新線に乗って美浜緑苑まで往復してみました。
 美浜緑苑駅は、団地の開発に伴って知多新線全通7年後に新設された駅です。団地の一角に竹田名鉄会長(当時)の肝煎りで作られた杉本健吉美術館があり、取材で聞いた話では、晩年の健吉は住んでいた名古屋からお気に入りのパノラマカーに乗って、アトリエとしても使っていた美術館へ「通勤」していたそうな。

161012-2.jpg

 そんな「画伯ゆかりの駅」は、木立に包まれて周囲の人家がまったく見えず、秘境っぽくてなかなかいい。

161012-4.jpg

 飯田線のようなワイルドさはありませんが、考えてみると名鉄でこのような雰囲気の駅は他にはない。強いて挙げれば、廃止された谷汲線の結城駅が匹敵していたくらいでしょうか(たとえがマニアックすぎる)。
 どうでもいいですがわたくし、結城駅の最後の利用者です。地元(隣り町在住)だったこともあり、最終日に谷汲駅発の最終停車列車に乗りに行ったのですが、廃止セレモニー的なものはなにもないし薄暗いホームに降りたのは自分だけだし、拍子抜けした覚えがあります。

161012-3.jpg

 駅は低い丘の斜面にあり、駅前広場へはこのような寂しげな階段を登らねばなりません。夜は少し怖いかも。
(まさ)
知多雑 | Comments(2) | Trackback(0)

一周およそ40分なのだコロン

2016年10月08日
 前回の続き。
 ローカル媒体の「知多半島南部一周バスの旅」企画では、最後に乗った武豊町の「ゆめころん」がかなり強烈でした。

161008-4.jpg

 武豊のコミュニティバスは北部ルートと南部ルートの2系統。武豊町役場前を起終点に平均1時間1本運行されており、料金は一律100円。北部はピンク、南部は水色のボディで、全便同時発車です。
 正面から見るとごく普通のコミュニティバスですが 側面を見たらとんでもないことになっててぶったまげた。

161008-5.jpg

 う、萌えバスとは…。
 わたくし、アニメにも知多娘にも特に関心はないが、一人でカメラぶら下げてこれに乗り込み、しかも始発から終点まで降りないと、そっち系の人に思われてしまうこと必至だ!ノートとか取りだして「いやー、取材なんすヨ」感をアピールしたのは言うまでもない(逆に怪しいことに後で気付いた)。

161008-2.jpg

 車内モニターには萌え放送も。観光案内も流れ、勇壮な「蛇車まつり」をアニメキャラが紹介したのには笑った。

161008-3.jpg

 そして武豊南部ののどかな田園風景がラッピングの裏面越しに眺められて、なかなか味わい深いのであった。キャラの手が「この風景、いかがですか?」みたいな感じで、悪くはない。
 見た目はこんなんだけど内実はかなり真面目で、地域住民のサポート団体があったり、保育園へ出張して園児に体験乗車してもらうなどの積極的なPR活動を展開しており、乗客はかなり増加しているとのこと。ド派手なボディも、存在を主張し町民に周知するという意味では完全に成功していると言えましょう。
(まさ)

161005-8.jpg
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)

THB55

2016年10月06日
 先月下旬に発刊された知多のローカル媒体で「半島南部のバスを乗りまくる」という企画をやってみました。知多バス、各自治体のコミュニティバス、名鉄電車を乗り継ぎ、常滑駅から師崎を経て武豊へ行くというマニアックな趣向です。

161005-6.jpg
海田川バス停付近を走る師崎行き知多バス

 やってみたら接続が意外とスムーズで、常滑駅前8時16分発の上野間駅行き知多バス常滑南部線に乗ると、美浜町巡回ミニバス西部線→知多バス師崎線→南知多町海っ子バス内海線→名鉄河和線で知多武豊駅に下車、締めに武豊町コミュニティバス青ルートで町の南部を一周して武豊町役場14時25分着、という具合。さらに名鉄で知多半田まで行き、そこからまた知多バスに乗れば16時前には常滑駅に戻れます。公共交通機関だけを使った半島南部一周の旅ルートが見事に完成!なんというか、紙媒体じゃなくてテレビでやったほうが面白そうな企画ではあります。
 ただ、ひとつだけ惜しかったのは、常滑市のコミュニティバスだけダイヤの都合でどうやってもルートに組み込めなかったこと。

161005-1_201610062153362ab.jpg

 常滑市のコミュニティバスは「北部バス」と呼ばれ、常滑市中心部と常滑市北端の三和地区を結ぶ路線です。1日3往復・平日のみの運行で料金は無料。電車と知多バスから外れた地区をこまめに拾うためなかなか大胆なルート設定になっており、起点の市役所から終点の矢田集落センターまで50分もかかります。
 で、記事から外すのもアレだし、地図に落とすべくルートを確認したかったので、半島南部一周バス旅を敢行した翌日乗りに行きました。

161005-2_20161006215338a8f.jpg

 西ノ口東方の丘陵地にある新興住宅地、北汐見坂。けっこう絶景。

161005-3_2016100621533958c.jpg

 矢田川の橋から大野城跡展望台と小倉の町並みを望む。

161005-5_20161006215342c94.jpg

 停留所板はトコタンを大胆にフィーチャー。競艇場行き無料バス乗り場ではありません。前山消防団車庫バス停にて(停留所名も大胆)。

161005-4_201610062153400cf.jpg

 そして終点の矢田集落センター。味わい深すぎる…。
 ちなみにこの北部バスは昭和55年の運行開始。知多半島のコミュニティバスでは最も歴史が古いのではないかと思われます。
(まさ)

161005-8.jpg
知多雑 | Comments(0) | Trackback(0)
 | HOME | Next »