国鉄の匂い~宇部新川駅編

2017年01月22日
 立川、利根に続いて、またも東海地方の人にはあまり馴染みのない地域のネタ。
 正月は午前中に千葉県北総の義両親宅を辞しまして、下関市郊外に住む友人宅を訪ねるべく、飛行機で羽田空港から山口宇部空港へ飛びました。5歳児は人生初フライトおよび人生初山口県にテンションが上がりっぱなし。私と嫁は2008年8月に周防大島(→●□●□)や下関(→●□)を巡って以来の山口県になります。
 宇部空港からはJR宇部線・山陽線・山陰線を乗り継いで目的地へ向かいます。空港から徒歩5分のところに草江駅という聞いたこともないマイナー無人駅があるのでそこから乗ってもよかったのですが、事前にグーグルマップのストリービューを見たらイマイチ面白味のなさそうな駅だったので、20分ほどバスに揺られて宇部市の中心部にある宇部新川まで行ってみました。

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 宇部新川は国鉄臭がプンプン漂う昭和23年築の素晴らしい駅舎が健在!

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 高い天井が超絶味わい深い!

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 広い待合スペースも最高の居心地!

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 キヨスクがセブンイレブンになっていたのには一瞬「ハァ?」という感じでしたが、駅舎のよさに免じて許そう、という気にもなります。なお、5歳児はここで2017年の初アイス(ガリガリ君ソーダ)を購入。

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 改札を抜けてホームに出ると、駅舎と乗り場の間に緩い傾斜のついた異様に広いスペースがあり、おまけに一角にはオモチャの白鳥を浮かべた大きな池&築山まで設えられており、もう完全に登録文化財級!

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 そして見慣れない黄色い電車に、父子揃ってのけぞった…。
(まさ)

◎「国鉄の匂い」シリーズ
都城駅編→●□(2008.03.26)
吉都線編→●□(2008.03.27)
新宮駅編→●□(2014.05.25)
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中流管理録トネ町

2017年01月21日
 前回の立川市が意外なことに「東海の郵政関係者には馴染みが深い」というコメントをいただいたので、今度はさらにマイナーなところを…。
 千葉県北総に滞在していた大晦日の夕暮れ時、暇つぶしに県境を超えて茨城県利根町に行ってみました。滞在地の北総線沿線から車で15分ほど、地名のとおり利根川のほとりにある、茨城県の南の端に位置する町です。東海地方どころか首都圏の人にもほとんど馴染みが無いんじゃないかと思うので、国土地理院の地図を貼り付けておきます。



 この町に関して知っていることはなにひとつないのですが、地図だけ見て推測するとこんなところ。
・中心地の布川は、千葉県側の木下・大森・布佐と並ぶ利根川の湊町として栄えた(たぶん)
・その布川は利根川の水上交通と龍ヶ崎・土浦方面への街道が交わる交通の要衝で、宿場町的に発展した(たぶん)
・最寄駅は対岸のJR成田線布佐駅だが、文化・経済的には取手との結び付が強い(違うかも)
・住民の主な買い物先はイオンなど大型商業施設が集まる千葉ニュータウン中央や印西牧の原(たぶん)
・昭和末期~平成初期に宅地開発が進んだ(微妙にズレてるかも)
・これといった名所はないが、田園風景はチョー凄い(たぶん)

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 とりあえず堤防から利根川を眺めてみました。前にも書いたが(→●□)、このあたりの利根川は実にどうもパッとしない風情です。地形的なメリハリがないのでしょうがないが。
 利根町の中心市街地である布川の町は、この堤防下に広がっています。

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 シブい、シブすぎる!きっと昔はそこそこの規模の商店街が形成されていたと思われます。ただ、商店の数に比して住宅はけっこう建て込んでおり、決して町が小さいというわけではない。

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 市街地の北に小高い丘が伸びており、その麓に商工会館と布川町道路元標(ポストの前に見える石造物)がありました。ここが旧役場でしょう(たぶん)。道路元標の設置が始まった大正11年に「町」だったということは、それなりに大きな町だったことを示しています。

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 ここから少し西に行った丘の上には布川神社がありました。今晩から多くの地元民が参拝に訪れることでしょう。
 なぜか狛犬が参道石段下の鳥居の前に、しかも正面を向いて置かれており、この違和感が布川でもっとも印象に残った次第。
(まさ)
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立川豊川

2017年01月18日
 年末年始の関東遠征では、昨年に引き続いて(→●□)競輪グランプリの本場観戦が叶いまして、20年ぶりに立川市に行きました。
 立川は、競輪に手を染めていない東海地方の人にはまるで馴染みのない町と思います。大雑把にいうと、JR中央線の沿線に位置する東京西部・多摩地区の中心都市で、昭和記念公園と自衛隊とモノレールがあり、あとは特に…。

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 壁のような駅ビルがバーンと建ち、

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 駅前通りには巨大な街路樹がドーンと伸び、トイレのタイルのような壁面の商業施設がズーンと構える町です。

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 駅前は首都圏らしくごちゃごちゃして賑わっているふうなのだけれど、少し歩けばもう住宅地の様相で、なんというか、大きいのか小さいのかよく分からない町、というのが正直なところ。愛知県でいうと、春日井の勝川を10倍ほどビッグにした感じ?
 で、写真の柱型カンバンに導かれるままに競輪場の方へ歩いていきますと、途中に三河発祥のモノを発見。

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 豊川稲荷立川分霊所だ!

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 小ビルの谷間にある小さな社で、豊川の本山で見慣れた赤白の千本幟も奉納され、もちろん狐像も安置されています。しかし、社務所はあるものの人は不在、由緒を記した案内板もなく、詳細は不明。
 豊川稲荷といえば「そう」53号で港区赤坂にある豊川稲荷東京別院について書いたので、興味のある方はご覧ください。

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 でもって肝心のグランプリは、お稲荷さんの石造物や拝殿まわりのチェックに熱中するあまりロクに手も合わせなかったのが祟ってか、惨敗であった。うーん。

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 帰り道はかなりシブ度の高い商店街「シネマ通り」を、他のオケラの皆さんとともにトボトボと…。以上、かなり偏った立川散策レポートでした。
(まさ)
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秘打!白鳥の水田

2017年01月07日
 本年もよろしくお願いいたします。

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(千葉県印西市本埜地区の初日の出)

 今年は暮れから元旦の朝までは義両親の移住先の千葉県北総ですごし、昼過ぎの飛行機で羽田から山口県の山口宇部空港に飛んで、1日夜から4日までは下関在住の友人宅に滞在、帰りに広島でちょっと遊んで自宅に戻るという、なかなかアクロバチックな動きをしてみました。
 元旦は日の出の少し前に起き出して、千葉県が誇る美しき田園地帯、印西市の本埜地区(→●□)を車で徘徊。上の初日の出写真は、地元の名所「白鳥の郷」の近くで撮ったものです。
 その「白鳥の郷」は、県道沿いにカンバンが出ているので前から気になっていました。このエリアで白鳥が飛来するなら印旛沼や周辺に点在す小さい池だろう、と思って現地に行ってみたら、ぜんぜん違っていて驚いた。

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 飛来地はなんと、水を張った田んぼの一区画であった。いやー、実にシブい。
 案内板によると、平成4年に排水路工事のため一時的に水を張っていた田んぼに6羽の白鳥が舞い降りたのを地元の人が発見したのが始まり。平成7年に近所の人が白鳥飛来地用に田んぼを提供し、以来、保護活動を行っているとのこと。

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 白鳥を見物したあとは、印旛沼と利根川を結ぶ長門川を眺めたり、

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 JR成田線の本埜踏切を眺めたりと、印西の美しき地味景観を堪能したのであった。なお、正月早々のマニアックな田園地帯探索に、当然ながら妻子は伴っておりません。

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「ついていけませんよ、おとうさん」
 広島・マツダスタジアムで秘打・白鳥の湖のイメトレに励む5歳児。
(まさ)
千葉雑 | Comments(0) | Trackback(0)

虹&HINOMI

2016年12月31日
 昨日の記事の二枚目の写真にちらっと写りこんでいる火の見櫓の全貌はこちら。

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 見事な二層のHINOMIだ!立っている場所がまた絶妙で、右が古くからの谷汲巡礼街道、左が明治に開かれた揖斐への新道。脚元には道標もあります。所在地は本町で、地名とこのHINOMIの存在が示すように本来の池野の中心ということになるのでしょうが、このあたりは市街地の南端にあたり、商店も少なく町外れの雰囲気です。
 下段に見える半鐘に屋根が付いていますが、そのデザインが珍品。

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 なんと火事除けの「水」の文字が!火の見櫓なのに!この洒落のセンスは素晴らしい。
 でもってこの日、実家により近い沓井のHINOMIの後ろに、見事な虹がかかっておりました。

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 わたくしにしては珍しく吉兆な感じの写真が出たところで、今年もオシマイ。
(まさ)
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